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「【社内営業】他人のミスを押し付けられた時どうしますか?」

よくある先輩・後輩とのもめごとですな。
でも御本人が真剣に悩んでいるので、老婆心ながらの回答になりました。
それでは早速質問を見ていくことにいたしましょう。



御質問(QNo.2830448)

「【社内営業】他人のミスを
押し付けられた時どうしますか?」

質問者:myaumyauさん
他人のミスを押し付けられた時どうしますか?
対処方法や考え方等アドバイス下さい。

本日、客先へ提案している商品の原価の1部が560万円で見積もっていたのが、1100万円の間違いであることが発覚しました。
技術担当の先輩が私(営業)に原価UPになった事を言い忘れていました。
それにより、利益率もだいぶ悪くなるので、かなりヤバイ。。ということもあり、先輩でしたが、
「 こんな原価UP聞いてませんよ。」
と言ったのですが、先輩は
「言ったはずや」
の1点張りで水かけ論でした。

上司への説明の時には、コミュニケーション不足で起こったと伝えましたが、どうも腑におちないです。

こういう場合の対処方法もしくは、自分自身への納得の仕方など経験者の方教えてください。

(質問者:myaumyauさん)


この御質問に対する私の回答を以下に記します。
なお、OK Wave のページでは補足・追加回答があるので、まとめて編集して掲載させていただきます。

回答 ANo.1・2
回答者:hankyu8200

御質問にある件を今後の問題解決の一つのヒントとして、あるいはmyaumyauさんにとり心の引き出しが増えると考える姿勢は立派なものです。
自責の念にかられても意味がないことを、よく心得ていらっしゃいますね。

一度あることは二度あるといいますので、見積り高を「ダブルスコア」で違っていることすら伝達しない先輩の、あくまでビジネスシーンに限定した上での素性や、行動における傾向が一つ浮き彫りになったと斟酌して予め対応策を練っておくと後々楽になるはず。
>先輩は「言ったはずや」の1点張りで水かけ論でした。
というのは、すでにこの段階で先輩は白旗をあげているようなものでしてですね、いわゆる情報リテラシーのなさは、myaumyauさんの方ではなく、先輩にあると判断できます。
といって、この先このことを盾に先輩と感情的に対峙しても意味がないですし、ここは一つ、極秘裏にかつ企業内情報コンプライアンスに遵守しつつ、 myaumyauさんオリジナルの情報チャネルを構築する、きっかけにされてみてはどうです?
後々でてくる成果が既成事実となれば、先輩も公認せざるを得ないでしょうし、ともすれば「あんときゃオレが悪かったな」ぐらいのセリフを言ってくるかもしれません。
建前、先輩を立てつつ、実は包囲網が出来上がっていて、逆に手玉に取れるとなると、しめたもの。

憎めずともデキの悪い先輩がいると
有能な後輩が成長する

といいますから…。
どういうことか。
社内・社外問わず、myaumyauさんが、すでに形成されている人脈に、どんな意味をもたせるかといった視点で今一度「情報」整理されてみてはどうか、ということなんですな。
この視点が実は、myaumyauさんオリジナルである、ということが重要です。
心の引き出しを増やすにあたっては人脈の脈路を増やすことが一つポイントですよね。
たとえば、出来のいいヤツで複数、出来の悪いヤツで複数、それぞれ性格が違う人と仲良くなって、その人たちのコミュニケーション上の特性や傾向を観察して、出来のいいヤツに「共通した手法」を自身に取り入れていき、出来の悪いヤツに「共通した手法」を反面教師として捉えていくというが有効だとします。
このとき、異なる性格ごとのチャネル(チャンネル)、出来のいいヤツ悪いヤツは業務における習熟度レベルごとのチャネルと整理できるわけです。
つまり整理整頓項目を増やすことで情報チャネルの構築に広がりをもたせることができます。
ここで誤解されないでいただきたいのは、派閥を形成するということではありません。
あくまでmyaumyauさん御自身の中で冷静かつ具体的設定に基づく分析が必要でして、これを根拠に納得できる対人トラブルを解決すると、myaumyauさん御自身の精神衛生上よくなる、と申し上げている点に御留意願います。

最終的にmyaumyauさんが今回のようなトラブルを乗り越えられて、業務におかれまして、キーパーソンに進化されることを御祈り申し上げます。



この回答に続く御質問者様の返礼文は、こちら。




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One-for-you

こんばんは;
ありがちなことですが、「桁」がとんでもないですねw
このような眼科見積だと、組織体(企業)そのものが
リスキーです。

さておいて、締めの言葉にてご指摘どおり、
「何が」おきても、「前向きな糧」と、
捉えること、全く賛同ですw

by One-for-you (2008-05-20 00:24) 

いわもっち

素直に自分の非を認める。。。
なかなかできないのでしょうね。。
今後のために、いろいろエビデンスはとっておきたいですね。
特に、お金がからむものについては。。
by いわもっち (2008-05-20 00:30) 

清澄白河

これから社会の出る私にとってはとても勉強になりましたm(_ _)m
こういう事態、避けられないときに参考にしたいと思います。
by 清澄白河 (2008-05-20 01:50) 

TAKA

こんばんは
きつい話ですね。でも、共同で見積もりを作成
したのですから、共同で対応策を考えなければ
なりません。言った言わないは、この段階で
言うべきではないと思います。
ただ次回からは、いわもっちさんが言われるように
エビデンス(どんなエビデンス?ということも
ありますが...)をきっちり取る等、が必要かと
思います。
by TAKA (2008-05-20 01:58) 

SilverMac

組織の中には、このような狡い失敗を認めない奴がいることは事実ですね。本性が分かったから、今後は、それなに対応すべきでしょう。
by SilverMac (2008-05-20 06:19) 

chunta

企業にいると 必ずありますね
この手の先輩だと 噂も絶えないはず
大切なのは「客先に損害・迷惑をかけない」こと
後は 誰が悪者でも気分の問題であり
個人の感情でしか無いことですからね
この失敗を意味のあるものにするには
今後 チェックと報告 確認を綿密に
特に 一方向からでない確認と
大切なことのダブルチェックをお奨めしますね
by chunta (2008-05-20 10:45) 

夢空

組織の中の一員は大変なんですね~昔は自分もそのひとりだったけど・・。今は、自分で何もかも~だから、大変な面もあるけど、失敗は全部自分で処理しなきゃならないですし。。
前向きに前向きに、、ですね(^^)
by 夢空 (2008-05-20 11:23) 

umiko

そんな時は、メモを取っておいて見積もりの段階でそのメモとともにぼんくれ上司に見せて確認する。組織の中では 上司は上司 自分の逃げ道も作っておきましょう。
あとは 開き直りがうまくいけば うまく漂っていける。
by umiko (2008-05-20 12:14) 

みみちゃん

こんにちは。
この方は、まずその先輩を云々言う前に、ご自分のことを心配された方がいいんじゃないですかね。
自分の行動を立証できないのであれば、ミスを押しつけられるスキがあるのも当然だし。
回答の返礼を見て、余計心配になりましたよ;;;。
by みみちゃん (2008-05-20 19:06) 

しんりゅう

先輩が「上司(上役)」でないならば、何ともいえないところですが、いい企業というのは、こういうトラブルに遭遇したとき、「どちらが悪い」ではなく、どうその場を打開するかを立場関係なく話しあって対処できるかどうか、というところにありそうな気がしますね。
ミスの押し付け合いは、後に何も生まないですし…
その後、きちんと上司(上司同士)がこうした問題に対し、部下も交えて対処法を考えたのかどうか、その辺が気になりますね。
by しんりゅう (2008-05-20 21:31) 

ハイマン

こういうトラブルあるんですよね
それにしても冷静な回答
すごいなぁ~
by ハイマン (2008-05-20 23:47) 

OJJ

大きな被害も無く、稀有(でも無いか・・)の体験が出来たと考えれば・・・
<憎めずともデキの悪い先輩がいると有能な後輩が成長する・・
このせりふに100点満点の120点上げたい・・・・・
このようにして私は多くの有能な後輩を育てた・・・・(涙涙・・)


by OJJ (2008-05-21 08:21) 

みゅう

悲しい水掛け論ですね(^_^;)
気持ちは分かりますが、こういうことが二度と起こらないように気をつけることが大切ですものね。
自分を守るためにも、逃げそうな先輩に対して一度見積書をあえて見せて確認したサインをもらうとか・・・。
by みゅう (2008-05-21 16:25) 

hankyu8200

◎◎気鋭の常連コメンテーターの皆様、
いつもお世話になっております。

☆ One-for-you さん
コメントに賛同いただき、ありがとうございます。
ありていには、非常にリスキーでしょうね。
最近は企業の有名無名や大小を問わず、以前の常識では考えられないミスというのが多くなっているといわれておりますし…。

☆ いわもっち さん
おっしゃるとおりでして、顧客に対してはもとより、上層部の管理監督者に対して、根拠ある進捗説明ができるかどうかが信頼の根幹ですものね。

☆ 清澄白河 さん
いえいえ、とんでもございません。
とはいえ、そういっていただくことが、当方の励みでもあります(^^);

☆ TAKA さん
そうですね。
質問者にしてみれば、この手の利害関係者は要注意人物なわけで、といって、ハナっから鼻つまみ扱いするわけにも行かないジレンマがあるので、きゅんぱちも いわもっち さんのコメントはおおいに参考になると思いますね。

☆ SilverMac さん
スバリ、おっしゃるとおりですな。

☆ chunta さん
おっしゃるとおりでして、企業体に属する構成員の身分となりますと、どうしても避けて通れないトラブルですよね。
とくに新卒の新入社員さんが最前線へ配備されることの多いこの時期は気をつけないといけないんでしょうな。
的確なコメント、ありがとうございます。

☆ 夢空 さん
仕事柄「自由裁量が利く」というのもやはり二面性があるんですよね、良い悪いの問題ではないですけど。

☆ umiko しゃん
的確なアドバイス、ありがとうございます。
開き直り…災い転じて福となす
への一歩といったところですし。

☆ みみちゃん
うん、まあ、そういうことでしょうね(笑)。

☆ しんりゅう さん
おっしゃる視点は重要なキーポイントを示唆するものだと思います。
なので、くだんの先輩は金額の大きさからすっかりビビってしまい、いわゆる逃げ口上にはしってしまっている、と。
したがってこの先輩は将来的にまた同じミスを繰り返す可能性が高いから、その視点での対処法を、ということですね、なるほど!!

☆ ハイマン さん
いえいえ、とんでもございません。
たまたま、当方で経験したことを回答のネタとさせていただいたまででして(汗)。

☆ OJJ さん
こういう極めて楽天的な捉え方のできる OJJ さんのセリフこそが、大物の証。
長い目で見ますと、先輩後輩問わず、それぞれ各人が持てる能力を発揮できるのが一番いいわけですし。
ということは、後輩にプロとしてはもちろん、いろんな意味で、一目置かれていたわけですな。
…ウッシッシw〜。

☆ みゅう さん
おしゃるとおりですよね。
最近は顧客のみならず、仕事のパートナーへの「情報リテラシーに係る与信管理能力」も要求されるスキルの一つですものね。
by hankyu8200 (2008-05-22 00:25) 

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